Zabbix 1.8 Active Checkのデータフローについて

Zabbix 1.8 には Passive Check と Active Check の2種類の監視があり Passive Check はディスク容量や PING 疎通などを Zabbix Server から Zabbix Agent に問い合わせてデータを取得 Active Check は Zabbix Agent が Zabbix Server に送信内容を問い合わせ、対象データを Zabbix Server に送信 という違いがある。 Passive/Active Check ともに次のページに仕様はまとめられている。 https://www.zabbix.com/documentation/1.8/protocols/agent Passive Check は単純だからいいとして、複雑な Acive Check もザクッとしか書かれていない。 Windows のイベントをアクティブ監視しているシステムで、Zabbix Agent から Zabbix Server に送信されないという現象に出くわし、深追いした内容をメモ。 事前準備 Windows 向けにイベントログを抽出する Item を追加。Continue reading “Zabbix 1.8 Active Checkのデータフローについて”

[Python]Windows上でspawnとログローテートの相性が悪い件

Windows 環境で動作する Python プログラムを実行中、以下の様なエラーが発生した。 原因 ピッタリの不具合報告が python.org のイシュートラッカーにあがっていた。 Issue4749 : Issue with RotatingFileHandler logging handler on Windows http://bugs.python.org/issue4749 再現条件は以下 OS は Windows ロギングに RotatingFileHandler を利用 subprocess などで spawn し、親子それぞれがログ出力する ロギングライブラリメンテナーの Vinay Sajip によると、原因は以下 my conjecture is that when the cmd.exe is spawned, it inherits file handles from the parent process (the Python process which isContinue reading “[Python]Windows上でspawnとログローテートの相性が悪い件”

SQLServer:完全バックアップを別データベースに復元する方法

普段は Linux 系システムがメインで、SQLServerは確認用SQLを走らせる程度。 管理系作業はほぼいじらないので、忘れないようにメモ。 SQLServer Management Studio を起動 「データベース」を右クリックして、「新しいデータベース」を作成 「データベース」を右クリックして、「データベースの復元」をクリック 「全般」タブの復元先→復元先データベースに上で新規作成したデータベースを選択 「 復元用のソース」で「デバイスから」をチェックし、完全バックアップファイルを指定 [オプション]タブで「既存のデータベースを上書きする」をチェック [OK] 完了 ■注意1 「オプション」タブの「既存のデータベースを上書きする」のチェックを行いわないと バックアップ セットは、既存のデータベース ‘%ls’ 以外のデータ ベースのバックアップを保持しています。 といったエラーメッセージが表示される ■注意2 「オプション」タブの「次のデータベースファイルに復元」で databasename.mdf databasename_log.ldf ともに、新しく作成したDBのものを参照していることを確認。間違ったパスを参照していると サーバー’サーバ名’の復元に失敗しました。(Microsoft.SqlServer.Smo) 追加情報: System.Data.SqlClient.SqlError:オペレーティング システム エラー3(指定されたパスが見つかりません)により、ファイル”mdf ファイルへのパス”のディレクトリ参照に失敗しました。(Microsoft.SqlServer.Smo) といったメッセージが表示される。 アプリチームの作業範囲なのか、インフラチームの作業範囲なのか、そこが問題だ。

IISでFTPログの出力先を調べる

FTPの接続時間を調べてほしいという要望が、インフラ担当ではなく、しかも、IISに極めて疎い自分に下りてきたので調査。 インターネット インフォメーションサービス(IIS)マネージャを起動 サービスを選択 FTPサイトを選択 対象のFTPサイトを右クリック 「FTPのプロパティ」の「FTPサイト」タブが表示される 「ログの記憶を有効にする」がチェックされていることを確認 「アクティブ ログ形式」の「プロパティ」をクリック 「ログプロパティ」の「全般」タブが表示される 「ログ ファイル ディレクトリ」以下がログファイルの出力先 「ログ ファイル名;」に対象FTPサイトのログファイルパスが記載されている